ぎんがの郷日誌

ぎんがの郷小学校は，福山市をはじめ，府中市，尾道市，岡山県西部など多方面から児童が通学しています。そのためにスクールバス・電車・自家用車・徒歩等いろいろな方法で通学しています。年度初めの登校班別集会では，通学方法ごとのきまりを確かめたり，班長や副班長を決めたりと，安全に登下校できる話し合いをしっかりしています。

暖かい春の陽射しが降り注ぐ中，第９期生の入学式が行われました。新入生の皆さんは，少し緊張した面持ちでしたが，高学年のお兄さんやお姉さんに手を引かれながら，堂々と入場できました。式の中では，校長先生と，「よいこ」の約束をしました。

「よ」く考える子，「い」のちを大切にする子，「こ」ころを温かくする子，３つの約束を守り，素晴らしいぎんがっ子に成長してほしいものですね。６年生のお迎えの言葉からは，１年間の学校での生活の様子も知ることができました。教室では，担任の先生から真新しい教科書やノートを配ってもらい，小学校生活の第一歩をスタートさせました。

校庭の桜が満開です。ここぎんがの郷にも春が訪れました。さあ，新学期のスタートです。期待とちょっぴり不安の気持ちを抱きながらも元気いっぱいのぎんがっ子達が，ぎんがの郷に戻ってくれました。始業式では，校長先生から転入生の紹介があり，その後，緊張の担任・担当の発表がありました。新しい教室では，お互いに自己紹介をしたり，担任の先生の１年間の方針を聞いたりしながら，新しい学年での決意を新たに持つことができました。

ふくやま芸術文化ホール（リーデンローズ大ホール）にて，銀河の杜芸術祭を行いました。この芸術祭は，銀河学院中学校３年生による創作劇「銀河鉄道の夜」【宮澤賢治】や，銀河学院中・高等学校吹奏楽部による第２３回定期演奏会，ぎんがの郷小学校合唱団「アコルデ」による合唱など，銀河学院の芸術文化を地域の皆さんに広く発表する場として開催されました。

ぎんがの郷小学校合唱団「アコルデ」は，同声二部合唱「♪あたらしい朝に」の他に，吹奏楽部との合同演奏として「♪２１世紀に残したい子どものうた」を演奏しました。合同演奏では，「四季の歌」，「かあさんのうた」など，子どもたちに伝えたい数々の名曲をメドレーにし，吹奏楽の生演奏にあわせて感動的に歌いあげました。アンコールでは，子どもたちの大好きな「妖怪ウォッチ」の音楽に合わせたダンスや，「銀河学院の歌～混声四部合唱～」，Ｆ１でお馴染みの「ＴＲＵＴＨ」など，出演者全員がステージに並び，会場を盛り上げました。

３学期は各学年でインフルエンザが流行し，４クラスが学級・学年閉鎖を余儀なくされましたが，何とかそれも乗り越え，無事に学年末を迎えることができました。修了式では，各学年代表が１年間を振り返り，頑張ったことをお互いに認め合いました。教室では，１年間使った部屋を心を込めて隅々まできれいにして，通知表「のびる」を一人一人，先生から手渡してもらいました。また，登下校時にお世話になったバスの運転手さんや大門駅の駅員さんに１年間のお礼を伝えました。