さわやかな秋晴れの下、福山城博物館と大島能楽堂へ校外学習に出かけました。

福山城博物館では、秋季特別展を見学し、天空の間へ上がりました。最上階から見える３６０°の景色に驚きの声。遠くを見渡す瞳に何が映ったでしょうか。

   お城を見上げながら、お弁当を食べ、思う存分遊んだ後、光南町の大島能楽堂へ向かいました。「能」の体験学習です。初めて触れる日本の伝統芸能に興味津々の表情の子ども達。厳かな能舞台、目の前に広げられた豪華な装束、光の当たり方で表情に変化が生まれる「面」。「能」は、それらを作る職人達によって支えられているとお話されていました。

   能管や小鼓などの楽器に触れたり、舞台の上を「摺り足」で歩く体験もさせていただいたりしました。歴史ある伝統文化を垣間見ることができ、感謝の気持ちをもって能楽堂を後にしました。

   ３年生は，社会見学で「備後漬物株式会社」と「ふくやま美術館」に行ってきました。

「ビンゴ漬物株式会社」では，会社の説明を受けた後、工場内の見学をしました。説明では、たくさんの商品があることや漬物を作って売るだけでなく、清掃活動など地元に密着した活動もされていることが分かり、びっくりしていました。工場の見学では、白菜を切ったり、味付けをしたり、パックに詰めたり、全てが機械で行われていることに驚いていました。１学期に学習した内容を思い出しながら、「あっ、勉強したのと同じだ。」「本物の機械がだあ。」「全部、機械でしていてすごいなあ。」など、感想を言いながら楽しく見学することができました。

　「ふくやま美術館」では，東京芸術大学所蔵の作品が特別展として飾られており、少し説明を聞いた後は、自由に見て回りました。自分の好きな作品を一点えらび、選んだ理由も書いておきました。ふくやま美術館の所蔵品の展示では、何点かの絵を詳しく説明してもらい絵の見方の勉強になりました。また、外にあるブロンズ像の説明もいくつかしてもらうことができ、３６０度、ぐるりと回りながら鑑賞することができました。絵の見方、色遣いなど多くを学ぶことができました。

　10月18日（土）に、1年生の親子行事がありました。

　子どもが小学校に入って、文字通り、「ふれあい」が少なくなってきたことから、しっかりスキンシップをとって親子で楽しい時間をすごしてもらおうと、役員さんたちが計画してくださいました。

　最初は、新聞紙を使ったゲームです。新聞紙の上に二人で乗って、講師の先生とじゃんけん。負けたら新聞紙を半分に折っていきます。どんどん小さくなる紙の上で、だっこしたりおんぶしたりしてじゃんけんする姿に、笑顔がこぼれました。次は、列ごとにつながって、「バス」をつくりました。音楽に合わせ、右に左に急カーブしたり坂道を上り下りしたりする「バス」に、歓声をあげながら体を動かしていました。

　最後に、子ども達だけで、「カード」ゲームをしました。チームに分かれて、赤と青に塗り分けられた大型のカードをひっくり返して、自分たちのチームの色に変えていく遊びです。おおはしゃぎの3分間でした。

　親子でしっかり向き合って、触れ合って、笑いあった、あっという間の2時間でした。

   家庭科の学習で調理実習を行いました。今回作ったのは、ご飯とみそ汁です。お米に関しては、１１月の野外活動で野外炊事を行う時に鍋でご飯を炊くので、今回良い体験になったと思います。みそ汁に関しては、出汁をいりこから取り、具材は油揚げと大根、ネギを使いました。初めて調理に挑戦する児童もいましたが、班のみんなで協力して取り組む姿が見られました。「いいにおいがする！！」「おいしそう！！」などの声がいろいろなところから聞こえてきました。今回経験したことを家でも実践してほしいものです。

   ２・３時間目にエブリイ伊勢丘店に見学に行ってきました。

　子どもたちは、当日までに買い物調べをして、どこのお店で何を買っているのかを調べたり、見学でお店の方にする質問を考えたりしました。

　見学当日、初めて見るスーパーマーケットの裏側に、子どもたちの様子は驚きや興味でいっぱいでした。クラスごとに分かれて、店長・副店長さんが店内を案内してくださり、部門ごとに働いておられる方々が説明や実演、質問の対応を一つ一つ丁寧にしてくださり、充実した時間を過ごすことができました。

　見学から学んだことを授業の中で、分かりやすく丁寧にまとめていくとともに、働く人たちの仕事に対する姿勢や、私たちが安全安心に商品を買うことができるように努力をしてくださっている姿から学んだことを学校生活でも生かしていきたいと思います。